ロッテフェラーNTNフリーダムの改造-踵固定

2016.04.04

今日の改造はこちらです！

まるでTHE MのMEIDJOにアルパインヒールを付けたみたいです。

どうしても踵を固定しなくてはいけないときの為の改造です。

改造の内容としては

１、フリーダムのヒールサポートをはずす

２、前後さかさまにつける

→TLTのピンをブーツに届かせるため

３、ディナフィットのTLT　スピードラディカルのヒールピースを取り付ける

４、その際、高さが足りないのでスペーサーになるものを作成

５、取り付け完了

と言った内容です。

通常テレマークをするときはスピードラディカルで言うウォークモードにしてテレマークします。

シール登高でクライミングサポートはスピードラディカルのものを使います。
なので高さは2段階あります。

踵を固定するときはスピードラディカルをスキーモードにしてステップインします。

とここまでは行けそうな気がします。
問題は板をはずすときです。

メイジョーの場合はトゥーはTLTと同じでピンが開くのでつま先が解放します。
でも今回はNTNフリーダムです。
つま先は75mmテレマークビンディングのように入ったままです。

脱ぐ際につま先よりも先にあるレバーを起こすと土踏まずははずれるのでつま先だけが入っています。

テレマークであればつま先をひねれば板を脱げるのですが
スピードラディカルが踵を固定したままです。

今回は悪雪で前転倒しないための改造です。

そのためスピードラディカルの開放値は高い必要が有りません。
なので弱く設定すれば左右にターンしてくれると思うのですが正直分かりません･･･

現地でまた違う問題が出るかもしれないし、意外とうまく行くかもしれないし・・・

メイジョーのアルパインヒールが手に入ればなんら問題なかったのですが
今年はたった8個しか輸入されなかったそうです。

踵が回転式でなければ良いので
他にはディナフィットのTLT　EXPEDITIONなんかも良いのですが
ATKのワールドカップでも良いのですが
今回は価格なども含めてこんな実験になりました。

ちゃんと外せればいいのですが･･･

ちなみに滑走中の解放などはもはや期待できないので全て自己責任での改造になります。

昨日に引き続き変な改造でした！

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